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★妊娠用語集 た行

● 胎芽とは

胎芽とは妊娠8週(3カ月)までの胎児こと。この時期まではまだ人間の形をしていないのでこのように呼ばれますが、おなかの赤ちゃんは日々急成長していて、9週目以降は2頭身に成長しなんとなく頭や胴体、手足の区別がついてくるので9週目以降からは「胎児」と呼ばれます。


● 胎児仮死とは

お産の途中で赤ちゃんに酸素が届きにくくなり、酸血症(赤ちゃんの血液が酸性)の状態にあること。赤ちゃんの心拍が異常に早くなったり遅くなったりしま す。へその緒が巻き付いていたり、前置胎盤で大出血を起こした時、常位胎盤早期剥離、お産が長引いたときなどに起こります。この状態が長く続くと赤ちゃん への影響が心配されるので、吸引分娩やかん子分娩、または帝王切開になることがあります。


● 体重管理とは

妊 娠中の肥満はトラブルの原因。妊娠中の体重増加は妊娠中毒症や糖尿病になりやすいうえに、難産になりやすいので、体重コントロールを心掛けたいもの。体重 増加の目安は、妊娠前の体重が標準体重の人は7~10kg以内、太めの人は5~6kg以内、やせ気味の人は11~13kg以内です。ただし、やみくもにダ イエットするのではなく、バランスのよい食生活と適度な運動が必要。


● 胎動とは

赤ちゃんが子宮の中で動くこと。早い人で5カ月目の後半くらいから感じ始めます。赤ちゃんの動きもお母さんの感じ方もいろいろなので、胎動を感じる時期は個人差があります。


● 胎盤とは

子宮内で胎児を育てるために作られる重要な臓器。だいだい妊娠15週くらいで完成し、それを目安に安定期に入ります。胎児は羊水の中で胎盤から臍帯(へその緒)を通して、栄養摂取や呼吸を行うようになります。


● 胎盤遺残とは

赤ちゃんが産まれた直後、通常は胎盤が子宮壁からはがれて体外に娩出されますが、胎盤のはがれ方が不十分で、一部が子宮内に残ってしまう状態のこと。胎盤 遺残があると、子宮の回復が妨げられたり、弛緩出血などが起こったり、感染症にかかる恐れがあるため、遺残した胎盤を取り除く処置が必要になります


● 胎盤機能不全とは

胎盤の働きがうまくいかなくなる状態で、胎児に栄養や酸素がうまく供給できなくなります。妊娠中期から起こることもあります。胎盤の機能が低下し赤ちゃん へ充分な栄養や酸素が届かなくなるため、陣痛促進剤を投与しできるだけ早く分娩を終えるようにしますが、胎児の状態が悪化すれば帝王切開となる場合があり ます。


● 多胎妊娠とは

双子以上の赤ちゃんを妊娠すること。


● 立ち会い出産とは

夫や家族が出産の場に立ち会うこと。立ち会うためには、予め両親学級に出席していることを条件とする病産院もあります。


● 貧血 / たちくらみとは

血液中の赤血球が減ってしまった状態。妊娠すると全体の血液量は増えますが、赤血球はそれほど増えず、赤血球濃度が薄くなります。さらに、おなかの赤ちゃ んも母体から鉄分を奪っていくので、鉄分不足の貧血になりやすくなります。また自律神経が不安定になりやすく、血圧のコントロールがうまくいかず脳に行く 血液が減り、立ちくらみを起こすことがあります。


● 脱肛とは

文字通り、肛門が出てきて戻らなくなった状態。お産によるいきみや、胎児の頭の圧迫によってなることがあります。痛みがあるときは主治医に相談しましょう。


● 母親学級 / 父親学級 / 両親学級とは

各 市区町村の保健所や母子健康センター、病産院で行われます。プログラムの内容は実施機関によって異なりますが、お産の流れを学んだり、妊娠体操や呼吸法の 実技、栄養指導、新生児の沐浴指導などが行われます。最近では父親も一緒に参加して妊娠・出産・育児について学ぶ「父親学級」「両親学級」を開催するとこ ろも増えています。


● 着床とは

着床とは、卵管膨大部(卵管の卵巣側の端の方)で受精した受精卵が、卵管を通って子宮内へたどり着き、子宮内膜に根をおろすように吸着すること。受精から着床までは約1週間かかり、着床して初めて妊娠となります。


● つわりとは

おなかが空くとむかむかしたり、吐き気がしたり、臭いに敏感になるなどの症状をいいます。妊娠がわかるころにあらわれ、実際に吐いてしまう人、朝の起き抜 けが気持ち悪い人、特定の食べ物だけを食べたくなる人など、いろんな症状があります。つらさも個人差があり、まったくない人も。通常12~16週くらいで おさまりますが、食べ物はもちろん、水分も受け付けられないほど、ひどいとき(妊娠悪阻)には、かかりつけ医に相談を。


● 帝王切開とは

経膣分娩不可能な場合や経膣分娩では危険性が高いと判断された場合に、おなかを切って、赤ちゃんを取り出す方法。胎児の大きさや母体の健康状態などから診 断し、陣痛が起きる前に計画的に行う「予定帝王切開」と、お産の途中でトラブルが発生し、母子が危険と判断されたときに行う「緊急帝王切開」があります。


● 定期健診とは

妊娠がわかってから出産するまで、定期的に通院して検査や保険指導を受けること。回数は病産院によって異なりますが、一般的には、流産が起こりやすい妊娠 10週までは2週間に1回、その後24~27週までは4週間に1回、25~28から35週までは2週間に1回、36週以降は1週間に1回になります。健診 時には、体重測定・尿検査・内診・血圧測定・胎児の心音確認・腹囲・子宮底長の測定・むくみの検査などを行います。


● 低出生体重児とは

出生時の体重が2500g未満の赤ちゃんのこと。様子に応じて保育器で数日過ごす場合があります。


● 動悸 / 息切れとは

息苦しくなったり、心臓がどきどきすること。妊娠すると、子宮が大きくなるにしたがって横隔膜を押し上げるので、肺が圧迫されて呼吸が苦しく感じられます。また、赤ちゃんが大きくなるにつれ、血液量が増えるので、心臓の負担が大きくなり動悸を感じることがあります。


● トキソプラズマとは

ペットに寄生する原虫のこと。赤ちゃんに影響することもありますが、年間あたりの報告例数は非常に少ないです。もし感染していることが心配な場合は、抗体を調べることもできます。

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